こんにちは、Masu父さんです
育児に関する書籍を購入して読んでいます。本記事では読んだ内容のアウトプットとして本を要約した記事になります。ご承知おきください
★こんな人にオススメの記事★
・保育園・幼稚園年代の子供をもつパパママ
・叱り方や褒め方に自信がなくて不安
・本を読む時間がないから簡単に知識を得たい!
ではいきましょう!
1. 第2章〜子供のほめ方・叱り方・伝え方〜
amazonより引用
本記事はSNSフォロワー数150万人超えの保育士てぃ先生の著書『カリスマ保育士てぃ先生の子育てのみんなのお悩み、お助け中!』を各章ごとにまとめたものになります
第2回は【ほめ方・叱り方・伝え方編】です
前回の記事もこちらから合わせてぜひご覧ください!
2. 叱り方について
私は叱り方に関しては毎日といっていいほどトライ&エラーです泣。難しい
2-1 「鬼がくるよ」はつかっても良い⁉︎結論ダメです
高い効果と即効性があるのでパパママはラクですよね。少し前に鬼から電話が来るアプリがあったのを覚えています
結論・・・
この叱りかたは避けてください
理由は2つ
①子供が親に不信感を抱く
考えてみてください。本来、鬼やお化けなど怖い存在から守ってくれるはずのパパママが「鬼に言っちゃうよ」と言うと怖い存在と通じている。仲がいい。ということになってしまいます
そうすると子供はパパママに不信感を抱く。お家が安心な場所でなくなってしまうわけです
結果、生活する上で緊張をしいられ、
自己肯定感や信頼関係がどんどん悪くなっていきます
②恐怖による支配はエスカレートしていく
鬼やお化け、あるいは大声で怒鳴ったり、「おもちゃ捨てちゃうよ」といった脅しによるしつけは子供を恐怖で支配しているということ。そしてその恐怖がある間しか効果がないということです
子供は次第に「鬼とかお化けとかいないじゃん!」と気づくようになります。怒鳴るなどのしつけも子供も慣れていき、親はさらなる恐怖での支配に頼らざるをえなくなります
恐怖のしつけを繰り返していると次第に効果が薄れエスカレートして悪循環になる
2-2 【叱らない子育て】って結局どんなこと⁉︎
叱らない子育てってよく聞くけど実際どんな方法なの?
私も半信半疑でそんなの無理なのでは?と思っていました
しかし、実は【子供を叱っていけないわけではない】ようです
”しつけをする=叱らなければならない”という認識を取り払う
というのが『叱らない子育て』の本当の意味なんです
恐怖を感じると脳の機能が働きづらくなる
子供を強く叱ることのデメリットは上記の”鬼がくるしつけ”で記載の通り。
さらに人間は恐怖を感じると脳の機能が働きづらくなってしまいます。脳が萎縮してしまい、「怒られてすごく怖かった」という印象だけが強く残り、”なぜいけないのか?”の部分が全く理解してもらえない可能性が大きい
日常的な事・重大な事は親の対応を区別する
『子供が道路に飛び出してしまう』といった命に関わる事
『お片づけの約束が守れなかった』のような日常的な事
同じ温度感で叱っていませんか・・・
同じ温度感で対応していると本当に危ない事がぼやけてしまうのでしっかり区別をする
叱らず目的をずらして伝えてみる
余裕がない!落ち着いてならない!つい叱ってしまう!事実、無理な時も多いと思います。そしてそれで良いです。参考程度にポイントをお伝えします
【叱るパターン】
〇〇ちゃんもうご飯の時間だからお家へ帰りましょう
嫌だ!もっと公園で遊びたいもん!
さっきあと10分だけだよって約束したよ?なんで約束守れないの!!!
ヤダヤダヤダーーーッ!!えーーーん泣
【目的をずらすパターン】
〇〇ちゃんもうご飯の時間だからお家へ帰りましょう
嫌だ!もっと公園で遊びたいもん!
そしたらお母さんとしりとりをしながらお散歩しましょう
良いよー!やるやるーーっ!喜
「家に帰る」を「しりとりをしながらお散歩」という目的を変える。そうする事で動いてくれるシーンが多くなると思います
3.ほめ方について
”褒めて伸ばす”ってよく言いますよね。しかし日常で子供に伝わっているかわからない事が多い気がしています。何かコツや違いはあるのでしょうか・・・
3-1 「ほめる」ではなく「認める」こと
てぃ先生の推奨は「ほめる」ではなく「認める」ことだと言います
理由は「ほめる」を「認める」に変えていくことで、親が実践する難易度がぐっと下がるからです
ご飯食べたんだね!
お片づけしてくれたんだね!
トイレ行ったんだね!
気持ち:(私のことちゃんと見てくれているなぁ。嬉しい♪)
子供がとった行動を親は声に出して伝えてあげるだけでOK
※補足※子供は自分がとった行動を親が声に出してくれることで、改めて耳で聞くことができる。そうすると子供の中で「そうだ!僕はお片づけできたんだ!」と自己肯定感も高まりやすくなると考えます
3-2 ネガティブなことも「認める」
てぃ先生は「認める」はポジティブなことに限らないと言います
上手に積み木がつめなかったー!うぇーーん!泣
積み木がつめなくて悔しかったのね
気持ち:(泣いててもお母さん怒らずに一緒にいてくれるんだ。安心)
ネガティブなことを認めてくれることでも、子供の自己肯定感は上がっていきます
3-3 共感・感謝の気持ちを伝える
子供がいいことをした時もほめるのでなく、共感や感謝の気持ちを伝えると良い
「〇〇できてえらいね!」「〇〇ちゃんはおりこうさんだね!」のようなほめ方だと条件付きでの承認となってしまう。評価されている気分にもなりやすい
「〇〇できて嬉しいね♪やったね!」と共感したり
「〇〇してくれたから助かったよ!ありがとう」と感謝の気持ちを伝える
こちらの方が”評価”されるより嬉しさが倍増するはずです!
4.伝え方について
そもそも叱る・ほめる以前に子供にどうやって伝えてたらいいのかわからない。スマホに集中しすぎて全然話聞いてくれなかったり笑。困ってます!
4-1 親の話をちゃんと聞いてほしい時
〇〇ちゃん聞いて!
【要件】今日は夕方から習い事だから早めに準備するんだよ
【確認】わかった?
・・・・・・・・(youtubeに夢中)
💢💢💢💢
会話の最後に「わかった?」のような聞いているかの確認を入れてはいけません
でーんでんむーしむしかーたつむり〜♪
おーまえにせーなかはどーこにある〜♪
あたまだせ〜♪
〇〇ちゃん今日ね
【要件】今日は夕方から習い事だから早めに準備しようね
はーーーいっ!
先に子供が好きな歌などで子供の注目を集める。聞く姿勢になったら会話をはじめる
4-2 約束を守るためには
ゲームやyoutubeを約束通り守ってくれなくて毎日怒ってるわ・・・
現代子育てあるあるなのでは・・・?
”守っている状態”を認める
約束を守らなかったときに叱ることのほうが多いのではないでしょうか
子供は「約束を守っている状態を認める」ほうが約束を守れるようになります
静かにするという約束を例に・・・
「こら!静かにする約束でしょっ!!」と「お!ちゃんと小さな声でお話しできているね♪」では効果が明らかに違います。
ここまで記述してきた通り、
叱られた場合、恐怖で脳が萎縮。約束が何だったのか何で怒られているのかわからなくなります
認められた場合、認めてもらえた嬉しさ・これで良いのだという約束を守れていることを認識できます
絶対に守れる約束からはじめる
約束を守れる子にしたいと思うのであれば、
絶対に守れるハードルの低いお約束からはじめること
「お約束まもれたね♪」という成功体験をすこしずつ積み重ねていくことで「私はお約束が守れるんだ!」という自信につながる
いきなり高い山を目指さず、小さい丘からはじめてみましょう!
まとめ
叱るのではなく、方法を変化させて伝えていくこと。恐怖で支配しないこと
ほめるのではなく認めること
親が伝える・子供が聞く環境を作ってあげること
個人的には伝えたい時のコツがすごくコレだ!ってなりました。すぐに実践します
みなさんも実践して効果を試して、それを継続させていきましょう!
今回は以上となります。育児楽しんでいきましょう!
コメント